1. トップ
  2. コラム
  3. 王道はこの3つのポイント!ジムの選び方まとめ!【男性/女性/学生/初心者】
ジムの探し方プロのアドバイス編集部コラム ジムまとめ選び方

王道はこの3つのポイント!ジムの選び方まとめ!【男性/女性/学生/初心者】

目次

結論:失敗しないためのジム選びのポイントはこの3つ!

コスパ・通いやすさ・設備

この王道3つに加えて、男女・年代別でさらに幅広く決め手となるポイントが変わってきます。

過去数回に渡りそれぞれ、これからジムの入会を検討されている学生・女性・男性・初心者の方に向けて失敗しないジムの選び方のポイントをご紹介させていただきました。

世代や性別が異なれば当然ジムを選ぶ際に重視するポイントも異なります。
筆者である私は20歳の頃に初めてトレーナーという職業に従事してから早いもので今年で9年目になります。
現在はパーソナルトレーナーという立ち位置でフィットネス産業に携わらせていただいております。
この間一般的なフィットネスクラブに勤めていた時期もありますし、お客の立場としてあらゆる公営ジムや24時間ジム、大手のジムといったコンセプトもターゲット層も異なるジムの利用もしてきました。

これらの経験やこれまで関わってきた多くのお客様の声を元にして、ジム選びをする際のポイントを記事にして参りました。

今回はそのまとめとして各々のポイントを抽出した上で、改めてジム選ぶのポイントについてご紹介していきたいと思います。

【男性】ジム選びのポイント

①習慣付けをしたいなら公営ジム
②効率で選ぶならパーソナルジム
③設備と通いやすさ重視で選ぶなら大手ジム
④本格派ならゴールドジム
⑤コスパ重視なら24時間ジム

①習慣付けをしたいなら公営ジム

筋トレで効果を出すために最も重要なことが「継続」です。
なぜ運動を習慣付けをするために公営ジムからがオススメなのかと言えば、それはズバリ利用料金が安いから。
地方の公営ジムだと一回あたり100円から、都心部でも500円前後から利用することができるので非常にお得です。

せっかく高いお金をかけてジムに入会しても、途中で行かなくなってしまったなんてことになればこれは非常にもったいないです。

まずは都度利用が可能な公営ジムを利用しつつ運動する習慣を身につけ、そのまま続けられそうであれば一般的なジムに入会してみましょう。

②効率で選ぶならパーソナルジム

実は初心者の方にこそ是非オススメしたいのがパーソナルジムです。
筋トレによって効率よく体に変化を出すために必要なこととして、トレーニングフォーム・トレーニングボリューム・食事が挙げられます。

今やYoutubeやその他SNSで筋トレに関する情報が数多く発信されていて、それらを参考に筋トレに取り組んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、一見単純な動きに見えても実は意識すべきポイントが多くあり、突き詰めていくと奥が深いのが筋トレです。

見よう見まねでやっているつもりでも、狙ったところにきちんと効かなかったり、最悪の場合ケガをしてしまうことだってあります。

また、1人でやっているとどこかで妥協が生まれてしまったり、筋肉にかける負荷が不十分なあまり、思ったように体に変化が表れないといったことも考えられます。

その為まずは知識が豊富なプロのトレーナーから1からトレーニングのフォームを教わり、正しいメニューやセットの組み方を覚えるといいでしょう。

③設備と通いやすさ重視で選ぶなら大手フィットネスクラブ

筋トレで効果を出すために継続するのが重要であることは充分お分かりいただけたかと思いますが、通いやすさも継続するための大切な要素になってきます。
大手フィットネスクラブは、親会社が不動産系や鉄道会社だったりしますので立地が抜群にいいことが特徴です。
通勤や通学途中、自宅からの最寄り駅にそれらのジムがあれば便利ですし、大手の売りはなんと言っても設備の充実度。

ジムの他、スタジオやプール、お風呂などの設備があり小規模ジムにはない魅力があります。
筋トレもしたいけど、プールも使いたいしお風呂にも入りたいという方にはピッタリの施設です。
なんだか今日は筋トレのやる気が出ないなんて日は、お風呂だけ入って帰ることも可能です。
設備が充実していればその時々の気分に合わせて使い方に変化を加えることができるのもオススメできるポイントです。

④本格派ならゴールドジム

ゴールジムの売りはなんと言ってもトレーニング器具の充実度。
大手フィットネスクラブのように設備に多様性はありませんが、その代わりとしてトレーニング器具に大きなお金をかけています。
ところせましと並べられたマシンの数々を見れば初心者の方は特にテンションが上がること間違いなしです。

24時間ジムのように所属店舗以外の他店舗利用ができる会員種別もございますので、仕事で出張が多い方にとっては嬉しい利便性も兼ね備えています。

また、所属するトレーナーはゴールジム独自のカリキュラムに則って育成された精鋭たちなのでその他フィットネスクラブのトレーナーと比べて知識と経験が豊富なのも特徴です。

会費とは別に1回6000円〜パーソナルトレーニングも受けられるので、初心者の方はそういったサービスを利用してみるのもいいかもしれません。

⑤コスパ重視なら24時間ジム

その名のとおり24時間ほぼ年中無休で営業しています。
それに加え会費が一般的なジムに比べ割安なのが最大の魅力。
スタッフが常駐していないことで人件費を抑え月々の価格を安く設定することができています。

マシンは世界の一流メーカーのものを採用していることが多く、初心者はもちろんのこと中・上級者にも満足できる使い心地を実現しています。
お金をかけるべきところはかけて、削れるところは削る。
そんなスタンスに非常に好感を持てます。
フリーウエイト(ダンベルやバーベル)を除く各トレーニングマシンにはQRコードが設置されており、それを読み込むことによってマシンのチュートリアルを見ることができますので、使い方が分からない初心者にも配慮された設計になっています。

それぞれのライフスタイルに合わせて自由にトレーニングをされたい方には24時間ジムが圧倒的にオススメです!

【女性】ジム選びのポイント

①クチコミを参考にする
②女性専用エリアの有無で選ぶ
③施設の充実度で選ぶ
④サポート体制の充実度で選ぶ
⑤通いやすさで選ぶ
⑥混雑具合で選ぶ
⑦人目が気になる方にはパーソナルジム

①クチコミを参考にする

ジム業界に限らず言えることですが、お店選びをする時に重要なのがクチコミです。
クチコミは実際にその店舗に通っているまたは行ったことがある方々の生の声がストレートに反映されておりますので、ジム選びをする際のひとつの参考になるかと思います。

通っているお客様のマナーが悪かったり、スタッフの対応が粗雑だったりすれば当然そのジムに通いたいとは思いません。
クチコミは基本的に匿名で投稿されていることがほとんどで、施設に対する忖度がありませんので、限りなく正確な情報が得られるのではないかと個人的には感じます。

②女性専用エリアの有無で選ぶ

近年のフィットネスクラブでは、女性専用エリアの設置があるお店が増えてきています。
女性の方が特に気にされるのは周りからの目線。

何となく人の視線を感じてトレーニングに集中できないという方や、熟練者と同じ空間でトレーニングをするのが恥ずかしいと感じる方が多くいらっしゃいます。
初心者の方にとっては今やっているトレーニングが正しくできているのか不安に思っている方が多く、他人の目線がある中では少々遠慮がちになってしまうようです。

女性専用エリアに置かれているマシンは通常のジムエリアに置かれているものと比べてひと回り小さめに作られていますので、体型が華奢な女性でも扱いやすいのがポイントです。

女性の方がジム選びをする際には女性専用エリアの有無で決めるのもアリかと思います。

③施設の充実度で選ぶ

ジムによってはスタジオレッスンやエステ、岩盤浴など女性にとって嬉しい設備を備えている所もあります。

ただ体を鍛えるだけならどこでも良さそうですが、トレーニングに加えて美容にも配慮してくれているジムがあれば女性にとっては嬉しいはず。
ひとつの施設で健康から美容まで完結させることができれば時間とお金の節約にもなりますので、ひとつ参考にしていただけたらと思います。

④サポート体制の充実度で選ぶ

基本的にパーソナルジムを除く一般的なジムでは、入会後ご自身で好きなようにトレーニングをやってくださいというのが主なスタンスです。
もちろんこれではトレーニングを全くやったことのない初心者の方はやり方が分からず路頭に迷ってしまいます。
器具の使い方が分からないから結局ランニングマシンやバイクなどしか使わず、結果も出ないしジムに通うこと自体に楽しさをも見出せず最終的に退会してしまうことに…
私自身、以前フィットネスクラブに勤めていた際このような光景を多く目の当たりにしました。

そんな中、ジムによっては初回オリエンテーションや初心者トレーニング説明会という形で、入会後プロのトレーナーからマシンの使い方や、メニューの組み方を無料で教えてもらえるカリキュラムを用意しているジムが存在します。

トレーナーとのコミュニケーションも図れますので、ゆくゆく疑問や分からないことが出てきたときでもそのトレーナーに話しかけやすくなるというのもメリットのひとつです。
トレーナーに質問するのが恥ずかしいと感じている方も多くいらっしゃいますから、一度でもコミュニケーションを図れるオリエンテーションや説明会の機会が設けられていることは初心者のお客様にとって非常に有意義なものになります。

⑤通いやすさで選ぶ

なんだかんだ言っても外せないのが通いやすさ。
どれだけ魅力的な施設でも通いやすい距離になければそのメリットも半減してしまいます。
何より運動は継続が最も重要ですので、自宅や職場からの近さで選ぶのがベターです。

現に男女問わず、ジムを選ぶ際に最も重要視されているのが、この料金と通いやすさだと言われています。
運動を習慣化するためにも押さえておきたいポイントのひとつです。

⑥混雑状況で選ぶ

どこのジムにも時間帯によって混雑するピークタイムというものが存在します。
目安としては平日18時〜22時、土日13時〜17時ぐらいが一般的にピークタイムとなります。

会員数を多く抱えるジムでは上記の時間帯、好きなマシンが使えず思うようにトレーニングができないなんてことも往々にしてあります。
生活スタイル的にジムに行ける時間がどうしてもピークタイムとかぶってしまうという方には大規模なジムはあまり向いていないかもしれません。

最近ではSNSやネット上でリアルタイムに混雑状況を公開しているジムもありますので、ピークタイムを外して通えるという方は予めチェックしておくようにしましょう。

⑦パーソナルジムに通う

私自身パーソナルトレーナーというお仕事をさせていただいてる中でお客様から多く聞かれる声として、

普通のジムだと他人の目線が気になるから嫌
やり方が分からないし、1人だと妥協してしまう

上記2つがほぼ100%を占めています。
女性の方で一般的なジムに通わずパーソナルジムを選ぶ方の考えとして、この2つが圧倒的に多いのが現状としてあります。

もちろん一般的なジムに比べ月々の会費は割高ですが、一生使える知識が身につく上に、最短距離で結果が出ることを考えれば決して高い投資ではないのかなと個人的には思います。

他人の目線を気にせず、とにかく結果を出したいという方はパーソナルジムを検討してみるのもいいのではないでしょうか!

【学生】ジム選びのポイント

①公営ジムを利用する
②24時間ジムを利用する
③学割を利用する

①公営ジムを利用する

公営ジムとは、国や各都道府県の市区町村が運営するジムのことを指します。
総合体育館という形で体育施設にトレーニング室が設けられている場合もあります。
これら施設の運営は税金によって賄われていますので、一回あたりの利用料金が100円~500円程度とかなり安く設定されています。
通常のフィットネスクラブのビジター(1回毎の利用)料金が2000円~3000円程なので、その価格差は歴然です。

②24時間ジムを利用する

もともとは首都圏を中心に展開されていた24時間ジムですが、近年のフィットネスブームの影響もあってか現在では地方の至る所に点在しています。
大手フィットネスクラブに比べ、月々の利用料金が安く設定されているので現にたくさんの学生の方が通われています。
基本的に休館日が設けられていないので、好きなタイミングで利用できるのもオススメなポイントです!

③学割を利用する

大手フィットネスクラブのほとんどに学割があり、学生の方でも無理なくお得に通えるプランが設けられています。
基本的には専門知識や資格を持ったトレーナーが常駐しているので、より効率的に筋トレやダイエットをされたい方にオススメです。
また、立地が良いことに加えお風呂やサウナ、スタジオなども併設されており、設備が充実しているのが特徴のひとつです。

【初心者】ジム選びのポイント

ここまでご紹介したジム選びのポイントの中で、初心者の方について簡単に触れてきましたが、
「初めて」ということに不安やお悩みをお持ちの方は、下記のの記事で「初心者の方向けのジム選び」について詳しく紹介しています。
是非ご参考にしていただければ幸いです。

ジム初心者必見!!選び方のポイント解説。ダイエット・筋トレを成功へ!

まとめ

男女・年代問わずジムを選ぶ際にやはり大事になってくるのが、コスパ・通いやすさ・設備です。
これらの条件をクリアした上でそれぞれがジムに求めるものや、トレーニングの目的によってもジム選びというのは変わってくるものです。
兎にも角にも良さげなジムを見つけたらまずは見学するのが鉄則。
この記事が皆さまのジム選びの一助になれば幸いです。