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美容とダイエットの両立!自分の適正体重を目指そう!

目次

美容とダイエットの両立でお悩みの女性必見。
女性的な美しさを維持しながら健康的なダイエットにチャレンジしてみましょう!

トレーナー業に携わっている経験からお話すると、
過度な食事制限や偏食で1度は痩せたが、
リバウンドしてしまった…

肌が荒れ、眠りが浅くなり、生理が来なくなった…

などなど、
外見的・内面的な悩みを、
無理なダイエットをした事で、
代償を抱えてしまった女性を多々見てきました。

最悪のケースで、摂食障害に陥ってしまった…
なんて方も過去にはいらっしゃいました。

少しでも美しく生まれ変わるためダイエットに取り組んだのに、
最も大切な「健康」を犠牲にしてしまった結果と言えるでしょう。

健康を維持しながらダイエットを行なう指標として適正体重があります。
一般的に適正体重は身長-110と言われてます。

美容もダイエットも
「健康」の上に成り立ちます。

仮に何万円もかけてエステに通い、
どれだけいい美容液を外から塗ったとしても、
体が不健康な状態であれば、まさに骨折り損のくたびれ儲け。

そこで今回は、
美容と健康を両立させながらダイエットを成功させるためのポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。

美しくかつ健康的に適正体重を目指すには

過度なダイエットはNG

痩せたい願望を持つ人の中に、
「ラクして短期間で大きく痩せたい。」
と考える方が多くいらっしゃいます。

でももしそんな事が可能なら、
おそらくこの世の中に肥満は存在しませんよね?

当然人間ですから、
ラクな方に思考も行動も流されやすくなるのが普通です。
現に多くの書籍やメディアでも
「1週間で5kg痩せる!」
「1日たった5分でマイナス10kg!」

といったキャッチーな売り文句で
あらゆるダイエット法が紹介されていたりします。

じゃあこれらの情報は全て嘘なのか?
と疑問に思う方もいるかもしれません。

もちろん全部が全部嘘ではないと思いますし、
現実的に1週間で5kg痩せることも可能です。

プロボクサーなんかは計量前の1日、2日で
10kg近く平気で落とす選手もいたりします。

ここで考えなければいけないのが、
何を10kgを落としたかです。

体重の数値に影響を及ぼすのは、
筋肉、脂肪、水分(血液を含む)、臓器や骨が主ですが、
この中で短期間で最も素早く落とせるのは何かと言ったら…
ズバリ水分です。

冒頭で述べた通り、
短期間でダイエットに成功した人(純粋な体重の減少)で、
すぐにリバウンドしてしまったと言っていた方は、
内訳としてほぼ水分のみが抜けて痩せた
と考えられます。

当然5kg痩せた内のほとんどが水分であれば、
再び水分を摂ることによって、
減った体重はあっという間に戻りますから
リバウンドするのも納得できます。

結論、
過度な食事制限によって短期間で痩せられたとしても、
それはほとんど体内の水分が抜けた結果であり
長期的に見ても、
労力に対するリターンは非常に少ないダイエット法だと言えます。

3食のバランスのよい食事に、
適度な運動を加える

これに勝るダイエット法を
いまだかつて見たことがありません。

耳を塞ぎたくなるような話になってしまいましたが、
健康的なダイエットに近道はないということですね。

冒頭でも述べた通り、
一般的な適正体重は身長-110と言われてます
例:身長160cmの方でであれば、160-110=50kg

この数字を目標とするのがいいでしょう。

ここまで見てハッとした方は、
今日から食事内容の見直しをしてみましょう。

ハリツヤのある肌を維持しながら、キレイに痩せるためには?

まず最も重要になるのが食事です。
ヒトの体は全て食べたもので作られています。

ダイエット中とはいえ、
極端にカロリーをカットしたり、
バランスを欠いた食事ではハリツヤのある肌を維持することはできません。

すなわち、
美しい肌のためには内側からのケアがとても重要ということです。

以下で、
美肌を維持するために欠かせない栄養素と、
その栄養素が多く含まれる代表的な食品をいくつかご紹介していきます。

・ビタミンB2
皮脂のバランスを調整し、皮膚や粘膜の健康を維持する。

主な食品:レバー・カマンベールチーズ・うなぎ・アーモンド・たまご・のり・納豆 など

・ビタミンB6
肌のターンオーバーのリズムを改善する。

主な食品:レバー・豚肉・いわし・まぐろ・セロリ・たまご・大豆 など

・ビタミンC
紫外線などの酸化ストレスから肌を守る。コラーゲンの生成を促す。

主な食品:柑橘類・いちご・キウイ・豚肉・小松菜・ブロッコリー・ゴーヤ など

・ビタミンA
肌の乾燥や色素沈着を防ぎ、粘膜の健康状態を正常に保つ。

主な食品:レバー・うなぎ・ニンジン・ほうれん草・かぼちゃ・パセリ・しそ など

・ビタミンE
紫外線などの酸化ストレスから肌を守る。血行を促進する。

主な食品:アーモンド・ツナ缶・たらこ・アボカド・うなぎ・いくら・大根 など

・鉄分
血流を改善し、くすみやクマを防ぐ。

主な食品:高野豆腐・ひじき・あさり・昆布・小松菜・まぐろの赤身 など

・たんぱく質
肌細胞やコラーゲンをつくる素となり、肌代謝を促す。

主な食品:肉類・魚類・大豆類・たまご・乳製品 など

これらに加えて、適度な炭水化物(お米・パン・麺類など)を摂取することで
いわゆるバランスのとれた食事が成り立ちます。

当然目的は「ダイエット」なので大前提として、
消費カロリー>摂取カロリーにする必要はありますが、
摂生されたカロリーの中でも
食事のバランスを保つ事は非常に重要です。

詳しいダイエットの原理原則については、
過去の記事でご紹介しておりますので、
気になる方は併せてご覧頂ければと思います。

ダイエット中の食事はここが大事!コンビニで気軽に買えるベスト5!!

適度な運動を取り入れる

もちろん、
食事のコントロールだけで
充分に結果を出すことは可能ですが、
それでも「やっぱり早く結果を出したい
という方には運動がオススメ。

なぜなら、

・運動をすることによって消費カロリーが増える
・筋肉を刺激することで痩せやすい体に近づく

ということが可能となるからです。

また、前述の通りダイエット中は
消費>摂取のアンダーカロリーの状態が
ある程度の期間続くため、
それに伴い筋肉量も減少傾向に転じます。

筋肉量が落ちれば
基礎代謝も同時に落ちてしまうため、
ダイエットが
停滞気味になってしまうことはよくあります。

週2,3回程度のエクササイズ(有酸素運動や筋トレ)を取り入れ、
筋肉が刺激されることで筋肉量は維持されるので、
痩せやすい体の状態をキープすることができます。

適度な運動はより効率的にダイエットしたいって方には
非常に有効な手段のひとつになり得ます。

※ダイエットの停滞期が気になる人は
【現役トレーナーが徹底解説】ダイエット中に停滞期が起きてしまう原因と、停滞期を打破する方法
もご参照ください

水分をしっかり摂る

血流を促進するのに水分は積極的に摂るようにしましょう。

体中の細胞に栄養素を運んだり、
老廃物を除去してくれるのは
全て血が全身を巡っているおかげです。

血流の滞りは上記の作用を減退させてしまうので
最低でも1日2リットルは
水分(コーヒーや緑茶を除く)を摂るようにしましょう。

スキンケアをしっかりと行う

ここまで、散々内面的なケアについての話ばかりをしてきましたが
美肌を保つためにはスキンケアも当然重要です。

スキンケアの基本はずばりクレンジング(洗顔)・保湿・フタの3ステップ。
女性は毎日メイクをする方が多いので、
毛穴にゴミが溜まらないようクレンジングはしっかりと丁寧に行いましょう。

お風呂上がりは特に毛穴が開きやすくなるので、
水分が逃げやすい状態にあります。

化粧水を使ってしっかりと保湿しつつ、
その水分を外へ逃さないよう油分を含む乳液で
しっかりとフタをしてあげましょう。

肌タイプ(ドライ、オイリー、コンビネーション)によっても
スキンケアの方法は微妙に異なるようなので、
詳しくはお近くで美容部員をされているプロの方にお尋ねください。

これもやはり、
食事やエクササイズと同様継続が大事であることに違いはありません。

最後に

いかがだったでしょうか?

まずは自分の適性体重を把握したうえで、
健康的なダイエットを行ないましょう!

内側・外側のケアをしっかり行うことで、
美肌をキープしながらダイエットすること
十分可能です。

健康を第一に据えつつ
女性らしく美しくあるために
ぜひ実践して頂くことをオススメします!

<監修>

パーソナルトレーナー:佐久間 遼
所属:パーソナルトレーニングジム SILVERBACKGYM
経歴:某有名トレーニングジム出身
   2015年度ベストボディジャパンファイナリスト
資格:NSCA-CPT


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